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熊本で地震後に家の傷みが気になった方へ|何から確認すればいい?

執筆者の写真: 大真 北田
大真 北田
9月6日
読了時間: 4分

更新日:9月9日

地震のあと、家にひび割れや瓦のずれを見つけると、『すぐ直した方がいいのか』『どこまで壊れているのか』『費用はいくらかかるのか』と、一度にいくつもの不安が出てきます。


そんなとき、最初から工事内容を決める必要はありません。まずは安全に確認できる範囲で状態を整理し、必要なところから順番に考えていけば大丈夫です。


1. まずは安全を優先してください


屋根の上や傾いたブロック塀など、危険がある場所を自分で確認しに行く必要はありません。屋根の状態は地上から見える範囲や写真でも手掛かりになります。危険を感じる場所には近づかず、専門業者に確認を依頼してください。


2. 直す前に、今の状態を写真に残します


修理をする前の状態が分かる写真は、工事内容を考えるうえでも、保険や支援制度を確認するうえでも役立つことがあります。制度や契約によって必要な資料は異なるため、利用を検討している場合は修理前に確認しておくと安心です。


  • 外壁や基礎のひび割れ

  • 瓦・棟・雨どいなど地上から見える変化

  • 室内の雨染みや漏水跡

  • ブロック塀や土間の傾き・段差

  • 被害に気付いた日や、雨が降ったときの変化


3. 『全部直す』ではなく、症状ごとに分けて考えます


地震後の住宅被害は、同じ家の中でも緊急度が違います。雨が入っている場所、落下の危険がある場所、しばらく様子を見られるひび割れなどを分けると、必要な工事が見えやすくなります。


屋根・瓦が気になる場合

棟瓦や下り棟のずれ、瓦の浮きは、地上から分かりにくいことがあります。雨漏りがなくても、地震前と比べて形が変わっている場合は一度確認しておくと安心です。


外壁のひび割れが気になる場合

ひび割れがあるからといって、必ず全面塗装が必要とは限りません。幅・深さ・場所・再発の有無を見ながら、部分補修でよいのか、もう少し広く補修した方がよいのかを判断します。


雨漏りがある場合

雨漏りは、室内で濡れている場所と雨水が入った場所が同じとは限りません。屋根、防水層、外壁、シーリングなどを順番に確認し、原因を絞ってから補修することが大切です。


ブロック塀や土間が気になる場合

傾きや段差がある場合は、安全性を優先して判断します。補強で対応できる場合と、撤去・積み直しを検討した方がよい場合があります。


4. 罹災証明の判定と、実際に必要な修理は分けて考えます


罹災証明の判定は支援制度などを確認するための大切な資料ですが、『一部損壊だから修理しなくてよい』『判定が軽いから被害も軽い』と単純に決まるものではありません。実際の修理は、家の状態を見て判断する必要があります。


また、利用できる支援制度や条件は時期・自治体・被害認定によって変わります。制度を利用したい場合は、工事を始める前に最新の条件を確認してください。


5. 見積りでは『何を直すのか』を確認してください


金額だけを見ると、安い・高いで迷いやすくなります。地震修理では特に、『どこが傷んでいると判断したのか』『どの範囲を補修するのか』『今すぐ必要な工事と、急がなくてもよい工事は何か』を分けて説明してもらうことが大切です。


一二三塗装工業でも、大きな工事を前提にせず、まず状態を見て、必要な範囲を分かりやすくお伝えすることを大切にしています。


よくあるご質問


屋根に登って確認した方がいいですか?

いいえ。地震後は瓦や足元が不安定になっている可能性があります。地上から確認できる範囲にとどめ、必要なら専門業者へ確認を依頼してください。

小さなひび割れだけでも見てもらえますか?

はい。小さな症状でも、今すぐ補修が必要か、経過を見てもよいかを確認することに意味があります。相談したから工事をしなければならない、ということではありません。

一部損壊だと補助金は使えませんか?

制度ごとに対象となる被害認定や工事内容が異なります。使える・使えないを一律には決められないため、自治体などの最新情報を工事前に確認してください。

見積りだけお願いしても大丈夫ですか?

大丈夫です。まず状態と必要な修理内容を把握し、予算や制度の状況を見ながら工事を決める方法でも問題ありません。


家のことで不安になったとき、最初から答えを決めておく必要はありません。『これ、放っておいて大丈夫かな』という段階で、まず状態を確認するところから始めてください。


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