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今日もペンキまみれ!塗装職人の苦楽日記!(屋根の下塗り編)

  • 執筆者の写真: 一二三
    一二三
  • 10月30日
  • 読了時間: 2分

朝から快晴。空を見上げて「よし、今日は屋根日和だな」と心でつぶやく。今日の現場は屋根の下塗り作業。屋根塗装の中でも、この“下塗り”が仕上がりの命を握っていると言っても過言ではありません。


屋根の上に上がると、まだ朝露が残っていて靴の裏がツルツル。慎重に足元を確かめながら作業スタート。下塗り前には必ず高圧洗浄と乾燥を終え、ゴミやホコリをしっかり除去します。これを怠ると、どんなに上塗りを頑張っても密着不良で台無しになるんです。塗装は“見えない部分の仕事”こそ勝負どころ。今日もローラーを握る手に力が入ります。


使用するのは無機系の下塗り材。耐久性が高く、上塗りとの密着を強化するタイプです。塗るたびに屋根の表情が変わり、「おっ、良い感じに吸ってるな」とつぶやくのは職人の習性(笑)。下地が塗料をグングン吸い込む音が聞こえてきそうで、なんとも気持ちがいい。


ただし、真夏の屋根は地獄。足裏から伝わる熱で靴底が少し柔らかくなるほど。汗が滴り落ちるたび、ペンキと一緒に屋根も自分も塗り替えられていくような感覚になります。それでも、下塗りを丁寧に仕上げることで、屋根全体の防水性と耐久性が格段にアップするんです。


「上塗りが主役なら、下塗りは舞台を整える裏方」。お客様には見えにくい部分ですが、この作業をきちんとやるかどうかで10年後の屋根の状態が変わります。下塗りの段階で塗料がしっかり密着していれば、仕上がりの艶や色持ちも格別。屋根が新しい命を吹き返したように輝き始める瞬間は、何度見ても飽きません。


最後に屋根の上で深呼吸。風が気持ちいい。職人にとってはちょっとしたご褒美です。今日もペンキまみれになりながら、「明日は中塗り、また気合い入れていくぞ!」と心の中でガッツポーズ。





Q&A



Q1:下塗りって本当に必要なんですか?

A:はい、必要です。下塗りは塗料を密着させる接着剤のような役割で、これを省くと早期剥がれや膨れの原因になります。


Q2:下塗りと上塗りは違う塗料ですか?

A:はい。下塗りは下地との密着や防水性を高める専用塗料、上塗りは美観と耐久性を重視した仕上げ塗料です。


Q3:屋根の塗り替えはどの季節がいいですか?

A:春と秋が最適です。気温や湿度が安定しており、塗料が乾きやすく施工トラブルが少なくなります。

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