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今日もペンキまみれ!塗装職人の苦楽日記!(12月3日・冬本番へ向かう現場)

  • 執筆者の写真: 一二三
    一二三
  • 12月3日
  • 読了時間: 2分

12月に入り、朝の冷え込みが一段と厳しくなってきました。

12月3日。車のエンジンをかけるとフロントガラスが真っ白に曇り、暖房の温風が出るまでしばらく待つ時間が“冬の恒例行事”になってきました。外に出ると空気は冷たく、頬に刺さるような感覚。北田大真、今日も冬の現場へ向かいます。


今日の現場は外壁塗装の仕上げと細部手直し。

12月になると年内完工の希望が増えるため、現場はどこもラストスパートの雰囲気。天気予報アプリを開くと晴れマークが出ていて一安心…と思いきや、気温は終日7〜9℃の予報。塗料の乾きに影響が出やすい微妙な気温です。


現場に到着すると、屋根の縁にうっすら結露が残っており、まずは乾燥確認からスタート。「冬は塗るより乾くのを待つ時間が長い」と言われるほど、冬季の塗装は段取りが肝心。急がず焦らず、慎重に進めるしかありません。


気温が上がってきたタイミングを見計らい、中塗りの続きに取りかかる。

ローラーを走らせると、やっぱり塗料が硬い。夏のようにスーッとは伸びず、腕にも自然と力が入る。それでも丁寧に塗り込んでいくと、無機塗料特有の艶が少しずつ浮かび上がってくる。その瞬間、「よしよし、今日も頑張った甲斐がある」と心が温まる。


昼休憩は車の中。窓を閉めていても冷気が入り込み、思わずジャンパーをもう一枚重ねる。

冬は“体力+気力+服の枚数”で乗り切る季節だと改めて実感(笑)。


午後は破風板の仕上げと雨樋のチェックへ。冬の低い太陽が外壁に斜めから差し込み、小さな塗りムラも見つけやすい。職人にとってはありがたい光だが、同時に「見逃しが許されない光」でもある。太陽の位置を意識しながら、最後まで細部の確認を続けた。


夕方、作業を終えて片付けを始めると、風が急に冷たくなり冬の到来を告げるような空気に変わった。「今日も冬らしい一日だったなぁ」と感じながら、完成部分を見上げると、外壁が夕陽を反射して美しく輝いていた。


12月3日、冬と戦いながらも、職人としての手応えがある一日。

今日もペンキまみれ、季節にも負けず一歩ずつ前へ。





Q&A



Q1:12月の塗装は問題ないのですか?

A:可能です。ただし気温5℃以下や高湿度は避けるなど、施工条件を細かく判断する必要があります。


Q2:冬は塗料の仕上がりが悪くなりますか?

A:丁寧に段取りすれば問題ありません。乾燥時間と日照を意識すれば、むしろ艶が安定することもあります。


Q3:冬の塗装で職人が一番気にすることは?

A:気温・湿度・日照時間の3つです。特に“乾く時間”が重要になります。

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