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今日もペンキまみれ!塗装職人の苦楽日記!(完工後の余韻と次の現場準備)

  • 執筆者の写真: 一二三
    一二三
  • 11月13日
  • 読了時間: 2分

昨日までの現場が無事に完工し、足場もすべて解体完了。

今日は一息つける……と思いきや、職人の頭の中はすでに次の現場でいっぱいです。


朝のコーヒーを飲みながら現場ノートを見返すと、「この色、やっぱり艶が良かったな」「お客様の笑顔、最高だったな」と、昨日の光景が頭に浮かびます。毎回完工後は少し寂しさがあります。長く一緒に過ごした家との別れは、まるで我が子を送り出すような感覚。だけど、職人の仕事は“立ち止まらないこと”が何より大事なんです。


午前中は道具の洗浄と整備。ローラーの毛は丁寧に洗い、刷毛は形を整えて干す。スプレーガンは分解してノズルまでチェック。「道具を手入れできない職人に腕のいい仕事はできない」と昔、親方に言われた言葉を思い出します。道具がピカピカになると、気持ちも自然とリセットされます。


午後は次の現場の段取り確認。天気予報を見ながら「また雨か…」とため息をつきつつも、日程を組み直し、材料の発注を済ませます。熊本の秋は天候が読みにくいですが、そこも職人の腕の見せどころ。現場のスケジュールは常に変動するもの。大事なのは、焦らず最善を尽くすことです。


夕方、トラックに工具を積み込みながら空を見上げると、夕焼けに染まった雲が一面に広がっていました。「今日もいい色だな」と思わず口に出して笑ってしまう。塗装職人の目線では、空も壁も“色味”の世界で繋がっています。


完工の余韻を感じつつも、明日からまた新しい現場。

ペンキまみれの毎日だけど、一軒一軒に物語がある。そんな日々を積み重ねながら、今日もローラーと一緒に、次の現場へ向かう準備を進めています。





Q&A



Q1:完工後、職人さんは何をしているのですか?

A:道具の洗浄・整備、次の現場の準備、施工記録の整理などを行います。見えない仕事が多いんです。


Q2:現場の段取りってどう決めるんですか?

A:天候や塗料の乾燥時間、お客様のご予定を考慮してスケジュールを組みます。天気との戦いですね。


Q3:仕事が終わった後も現場に思い入れはありますか?

A:あります!仕上がりの色やお客様の表情は、次の現場へのモチベーションになります。

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