熊本の気候に合った防水材の選び方｜長持ちするウレタン防水のポイント
- 一二三
- 11月15日
- 読了時間: 3分
防水工事で使う防水材にはさまざまな種類がありますが、気候条件によって適した材料は異なります。
特に熊本のように高温多湿・雨量が多く・紫外線も強い地域では、単に価格だけで選ぶと長持ちしないこともあります。
ここでは、熊本の住宅に最適な防水材の選び方を、専門職人の視点からご紹介します。
◆ 熊本の気候と防水材選びの関係
熊本は梅雨や台風などによる雨量が多く、夏場は35℃を超える日も少なくありません。
この環境では、防水層に以下のような負担がかかります。
強い紫外線による塗膜の劣化
高湿度で下地に水分が残りやすい
急激な温度変化による伸縮ストレス
つまり、「柔軟性があり、密着性が高く、湿気にも強い防水材」が求められます。
◆ 熊本でおすすめの防水材
① ウレタン防水
液体樹脂を現場で塗り重ねて仕上げるタイプで、継ぎ目がなく複雑な形状にも対応可能。
弾力性が高く、建物の動きにも追従できるため、熊本のように温度差の大きい地域に最適です。
費用は1㎡あたり 3,500〜6,000円。一二三塗装工業では 約3,000〜5,000円 に抑えたご提案も可能です。
② シート防水（塩ビシート）
耐久性は高いものの、下地の凹凸や複雑形状に弱く、施工精度が求められます。
熊本では強風や台風で端部がめくれるリスクがあるため、屋上などの平面部に限定して使用するのがおすすめです。
③ アスファルト防水
ビルや大型建物で使われることが多い工法。高耐久ですが重量があり、戸建て住宅には不向きです。
◆ 長持ちさせるポイント
通気緩衝工法を選ぶ
熊本は湿度が高いため、下地の水分を逃がす構造が必須。膨れや剥がれを防止します。
遮熱トップコートで紫外線対策
屋上やベランダにおすすめ。室内温度上昇も抑え、節電効果もあります。
定期点検とトップコート再塗布
5〜7年ごとにメンテナンスを行えば、防水層は20年以上長持ちします。
◆ 一二三塗装工業のこだわり
当社では、熊本の気候特性を熟知した職人が、建物の方角・日射量・排水環境まで確認したうえで、
「場所ごとに最適な防水工法」 をご提案します。
無駄な工事を省きつつ、長期耐久を実現することで、コストを抑えながら安心の防水をお届けします。
❓ Q&A
Q1. 熊本ではどの防水材が一番長持ちしますか？
A. ウレタン防水（通気緩衝工法）が最も安定し、柔軟性・密着性に優れています。
Q2. シート防水は住宅にも使えますか？
A. 可能ですが、風の影響を受けやすいため屋上など平面部限定がおすすめです。
Q3. メンテナンスはどのくらいの周期で必要ですか？
A. 5〜7年ごとにトップコートを塗り替えるのが理想です。
Q4. 費用の目安は？
A. ウレタン防水で1㎡あたり3,500〜6,000円。一二三塗装工業なら3,000〜5,000円程度です。
Q5. 熊本特有の注意点は？
A. 高湿度と紫外線が強いため、通気工法＋遮熱トップコートの併用が効果的です。