サッシまわりの雨漏り対策|熊本で最も多い浸入ポイントを確実に防ぐ方法
- 一二三

- 12月2日
- 読了時間: 3分
雨漏りの原因として最も多いのが サッシまわり です。
「屋根から雨漏りしていると思っていたら、実はサッシの隙間だった」
というケースは、熊本の住宅で非常に多く見られます。
なぜサッシまわりは雨漏りしやすいのか?
それは、外壁とサッシ枠の“取り合い部分”に構造上どうしても隙間が生まれ、そこを埋めているシーリング(コーキング)が劣化すると、毛細管現象や風圧で雨水が吸い込まれてしまうためです。
特に熊本では台風による横殴りの雨が多く、通常の雨より格段に浸入リスクが高くなります。
◆ サッシまわりの雨漏りが起こる仕組み
① シーリングの劣化
シーリング材は紫外線で硬化・ひび割れし、隙間ができると雨が侵入します。
築7〜10年で劣化が始まり、15年を過ぎると危険な状態に。
② 外壁のひび割れからの吸水
サッシ周辺は振動や建物の動きが伝わりやすく、細いひび割れ(ヘアクラック)が生じやすい部位です。
③ サッシ枠内部の水の逆流
サッシには内部に水を排出する構造がありますが、ゴミ詰まりや勾配不良で逆流することがあります。
④ 台風時の負圧(吸い込み)
風が壁面に当たると、サッシ裏側で「吸い込み」が発生し、雨が内部へ引き込まれます。
◆ サッシまわりの雨漏りを防ぐ対策
① シーリング打ち替え(根本対策)
古いシーリングを完全に撤去し、新しいシーリングを充填する方法です。
・一般的な費用:1mあたり800〜1,500円
・サッシ1箇所:6,000〜15,000円程度
一二三塗装工業では、雨漏り部位に合わせて高耐久のオートンイクシードなども使用できます。
② 外壁クラック補修
0.3mmのヘアクラックでも雨は吸い込まれます。
補修費用は 1箇所3,000〜10,000円 が目安。
③ サッシ排水経路の清掃
ゴミ・砂利・虫の死骸が詰まると水が逆流します。
定期的に清掃するだけで雨漏り防止に大きく貢献します。
④ 雨仕舞い板金(簡易庇)の取り付け
サッシ上部に小さな板金庇を付けることで、横殴りの雨を大きく軽減できます。
費用は 1ヶ所1〜3万円。
◆ 熊本でサッシまわりの雨漏りが多い理由
台風時の横殴りの雨
紫外線が強くシーリングが劣化しやすい
湿気が多く、壁内部に水気がこもりやすい
木造住宅が多く、建物の動きが大きい
このため、熊本では他県よりも サッシまわりの劣化が早い という特徴があります。
◆ 一二三塗装工業のこだわり
当社では、サッシまわりの雨漏りは
「散水調査+赤外線カメラ」 で確実に原因を特定します。
必要以上の工事を勧めず、
・シーリングだけの補修
・外壁部分補修
・排水経路の清掃
など、最小限の工事で雨漏りを止める方針です。
❓ Q&A
Q1. サッシまわりが雨漏りしやすいのはなぜ?
A. シーリング劣化と横殴りの雨による吸い込みが主な原因です。
Q2. 補修費用はどれくらい?
A. シーリング補修で6,000〜15,000円が目安です。
Q3. 散水調査は必要ですか?
A. 再発防止のために必須です。表面だけでは原因を特定できません。
Q4. DIYで補修できますか?
A. 応急処置は可能ですが、根本的な解決には専門業者の対応が必要です。
Q5. 一二三塗装工業の強みは?
A. 最小限の工事で確実に雨漏りを止める“原因特定型防水”に特化しています。
