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外壁のひび割れ(クラック)の種類と危険度|放置すると雨漏りの原因に【熊本の住宅向け】

  • 執筆者の写真: 一二三
    一二三
  • 12月6日
  • 読了時間: 3分

外壁にひび割れを見つけると、「これって危険なの?」と不安になる方も多いはずです。

外壁のクラックは単なる見た目の問題ではなく、雨水の浸入・下地の腐食・カビ発生につながる重要な劣化サインです。

特に熊本は横殴りの雨が多く、外壁からの雨漏りが全国平均よりも多い地域で、早めの点検と補修が欠かせません。


ひび割れにはいくつか種類があり、危険度も異なります。

ここでは代表的なクラックの種類と、その危険度を専門職人の視点で解説します。





◆ 外壁のクラックの種類と危険度




ヘアクラック(幅0.3mm以下)【危険度:低〜中】


塗膜の収縮や経年劣化によってできる、ごく細いひび割れ。

日常的によく見られるクラックですが、この隙間から毛細管現象で雨が吸い込まれることがあります。

放置すると外壁材が湿気を含み、カビ・膨れにつながります。



構造クラック(幅0.3mm以上)【危険度:高】


家の揺れ・歪み・地震などで発生する深いひび割れです。

熊本地震以降、このタイプのクラックが増えています。

外壁材だけでなく内部の下地まで割れている可能性が高く、雨漏りの主要原因のひとつです。



縦クラック【危険度:中】


外壁材の伸縮方向に沿って発生するひび。

比較的軽度に見えても、雨が縦方向に流れ込むため浸入リスクは高めです。



横クラック【危険度:高】


水が溜まりやすい「棚」状になるため、雨漏りの危険性が非常に高い種類。

特にサッシ上部や庇付近の横クラックは要注意です。



外壁の浮き・爆裂(モルタル)【危険度:非常に高】


内部の鉄筋が錆びて膨張し、外壁が浮き上がっている状態。

雨漏りだけでなく、落下事故の危険もあるため早急な補修が必要です。





◆ クラックを放置するとどうなる?



  • 雨水が外壁内部へ浸入

  • 断熱材が湿気を含んでカビ発生

  • 下地木材の腐食

  • 外壁塗膜の膨れ・剥離

  • 室内に雨染み

  • 最悪の場合、雨漏り・構造劣化へ発展



特に熊本は梅雨・台風・横殴りの雨が多く、クラックからの浸水リスクが高いエリアです。





◆ 補修方法と費用の目安



ひび割れの種類により補修方法が異なります。


  • ヘアクラック補修:弾性塗料で再塗装(1箇所3,000〜10,000円)

  • 構造クラック補修:Vカット+シーリング充填+塗装(1箇所8,000〜25,000円)

  • 横クラック補修:シーリング+防水処理(8,000〜20,000円)

  • 浮き・爆裂補修:モルタル補修+塗装(15,000〜40,000円)



一二三塗装工業では、状態を確認し、必要最低限の補修で長持ちさせる施工を徹底しています。





◆ 熊本でクラックを早めに補修すべき理由



  1. 横殴りの雨で壁から浸水しやすい

  2. 地震が多く、構造クラックが増える傾向がある

  3. 湿度が高く、外壁が乾きにくい

  4. カビ・膨れが発生しやすい気候



外壁のクラックは“放っておけば自然に治る”ことはありません。

早めの点検・補修が長持ちの秘訣です。





❓ Q&A



Q1. ひび割れはどれくらいの幅から危険ですか?

A. 0.3mm以上の構造クラックは要注意です。


Q2. 補修費用はどのくらい?

A. 3,000〜40,000円と種類により変わります。


Q3. 地震後にクラックが増えました。放置は危険?

A. 危険です。構造クラックの可能性が高いです。


Q4. 再塗装でひび割れは消えますか?

A. 軽度なら改善しますが、深いクラックは補修が必要です。


Q5. 一二三塗装工業の対応は?

A. 原因特定から部分補修・全体塗装まで、最適な方法を無駄なくご提案します。

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