外壁のチョーキング(白い粉)の原因と対策|塗り替え時期を見極める重要サイン
- 一二三

- 12月12日
- 読了時間: 3分
外壁を触ったときに白い粉が手についた経験はありませんか?
これは 「チョーキング現象」 と呼ばれ、外壁塗装の劣化を示す代表的なサインです。
新築から5〜10年が経つと徐々に発生し、熊本のように紫外線が強く、雨風が激しい地域では特に進行が早くなります。
チョーキングは“ただの汚れ”ではなく、塗膜が粉化して保護機能を失っている状態 です。
放置すると外壁が直接雨にさらされ、ひび割れ・カビ・雨漏りにつながる危険性があります。
◆ チョーキング(白い粉)が起きる原因
① 紫外線による分解
外壁塗料は、樹脂(アクリル、ウレタン、シリコンなど)が紫外線で分解されることで劣化します。
分解された樹脂が粉状になり、白い粉として外壁表面に現れます。
② 塗膜の経年劣化
どんな高耐久塗料でも、風雨や気温変化によって徐々に弱くなります。
特に南向きの外壁は劣化スピードが早く、5年ほどで症状が出る場合もあります。
③ 劣化した旧塗膜の再塗装
前回の塗装時に下地処理が不十分だと、早期にチョーキングが発生しやすくなります。
◆ チョーキングを放置するとどうなる?
外壁に水が染み込みやすくなる
カビ・藻が発生しやすい
壁内部の断熱材まで湿気る可能性
ひび割れ(クラック)が増える
最終的に雨漏りの原因に
特に熊本の住宅では、梅雨や台風シーズンの横殴りの雨で壁から浸入するケースが増えています。
◆ 正しい対策と補修方法
① 外壁塗装の塗り替え
最も効果的な対策です。
チョーキングはすでに“外壁保護の限界サイン”なので、塗り替えを検討しましょう。
アクリル塗料:安価だが耐久5〜7年
ウレタン塗料:8〜10年
シリコン塗料:10〜13年(最も人気)
フッ素塗料:15〜20年
無機塗料:20〜25年以上(熊本で特におすすめ)
一二三塗装工業では、無機塗料を県下最安値クラスの価格で提供しており、
長期的に最もコスパよく外壁を保護できます。
② 高圧洗浄+下地処理
チョーキングが激しい場合、旧塗膜の粉を完全に洗い流してから下塗りを行う必要があります。
③ 下塗り材の選定
チョーキングが進んでいる外壁には、浸透性シーラーやフィラーを使い、
弱った下地を補強してから上塗りします。
◆ 熊本でチョーキングが多い理由
紫外線量が全国的に高い
夏場は40℃近い高温で塗膜の劣化が加速
南面・西面の劣化が特に早い
湿気が多く、外壁内部に水が溜まりやすい
このため、熊本では一般的な耐久年数よりも 1〜2年早く劣化が進む ことがあります。
❓ Q&A
Q1. チョーキングは塗り替えのサインですか?
A. はい。塗膜が機能を失った状態で、基本的に塗り替えを推奨します。
Q2. 何年くらいでチョーキングが起こりますか?
A. 一般的に5〜10年。熊本ではやや早めです。
Q3. 放置するとどうなりますか?
A. 外壁内部まで水が浸入し、カビ・ひび割れ・雨漏りにつながります。
Q4. 無機塗料は本当に長持ちしますか?
A. はい。20年以上の耐久性があり、熊本の紫外線に非常に強いです。
Q5. 一二三塗装工業の強みは?
A. 高耐久塗料を県下最安値クラスで提供し、下地処理から丁寧に施工します。
