【熊本・合志市】地震でできた外壁クラックはどう直す?補修方法を職人が解説
- 一二三塗装工業 北田

- 9 分前
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地震のあと、
「外壁に今までなかったひび割れができた」
「以前補修した場所が、また割れている」
「この程度なら塗装だけで大丈夫なのか」
という相談が増えています。
外壁のひび割れは、一般にクラックと呼ばれます。
ただし、外壁クラックの補修は、単純に隙間を埋めれば終わりというものではありません。
塗膜だけが割れているのか、モルタルなどの下地まで割れているのか、サイディングそのものが割れているのか。
さらに地震後の場合は、建物の動きによって同じ場所に再び力がかかる可能性も考える必要があります。
今回は、熊本県合志市の一二三塗装工業が、外壁クラックの代表的な補修方法について、できるだけ分かりやすくご説明します。
外壁のひび割れは、全部同じ方法で補修するわけではありません
外壁にひび割れを見つけると、
「シーリングを入れれば大丈夫では?」
と思われる方もいらっしゃいます。
しかし実際には、クラックの幅だけではなく、
外壁の材質・ひび割れの深さ・発生した場所・建物が現在も動いているか
などを確認して補修方法を決めます。
同じように見えるひび割れでも、補修方法がまったく違う場合があります。
細いヘアークラックの場合
一般的に、幅0.3mm未満程度の細いひび割れを「ヘアークラック」と呼ぶことがあります。
髪の毛ほどの細いひび割れで、塗膜表面だけに発生している場合は、状態によっては大がかりな補修を必要としないこともあります。
代表的な方法としては、
フィラーなどの下塗り材を刷り込む方法や、微細なひび割れに対応した下地調整材を使用してから塗装する方法があります。
ただし、見た目では細くても、内部まで割れている場合があります。
特に地震後に新しく発生したクラックについては、幅だけで判断しないことが大切です。
モルタル外壁のクラック
モルタル外壁は、建物の動きや乾燥収縮などによってひび割れが発生することがあります。
クラックがある程度大きい場合や、下地まで割れていると判断される場合は、単純に表面を塗装するだけでは再び割れてくる可能性があります。
状態によっては、クラック部分を処理したうえで、
プライマー → シーリング材や樹脂系補修材 → 樹脂モルタルなどによる下地調整 → 塗装
という工程で補修します。
昔から使われている方法として、クラック部分をU字やV字状に処理して補修材を充填する方法もあります。
ただし、すべてのクラックを削ればよいわけではありません。
外壁の状態やクラックの動きを確認して、必要な補修方法を選ぶことが大切です。
サイディングが割れている場合
窯業系サイディングの場合は、モルタル外壁とは考え方が少し異なります。
サイディング本体にひび割れが入っている場合、
小さな割れであれば補修材を使って部分補修できるケースもありますが、割れ方や位置によっては部分交換を検討した方がよい場合もあります。
特に注意したいのが、
窓の角から斜め方向に伸びるクラックです。
窓や開口部の周囲は建物の動きによる力が集中しやすいため、地震後にクラックが発生することがあります。
表面だけを埋めても、原因となる動きが続けば再び割れる可能性があります。
サイディングの目地割れは「外壁クラック」とは別に考えます
地震後に多いのが、サイディングとサイディングの間にあるシーリング目地の裂けです。
これは外壁材そのものが割れているのではなく、建物の動きによってシーリングが引っ張られて破断している可能性があります。
その場合は、
既存シーリングの状態を確認し、必要に応じて撤去・打ち替えなどを行います。
ただ上からシーリング材を塗り重ねるだけでは、十分な補修にならない場合もあります。
コンクリート・RC造のクラック
コンクリート外壁の場合は、クラックの幅や深さ、雨水が浸入しているかどうかによって補修方法が変わります。
状態によって、
エポキシ樹脂などを使った注入工法や、クラック部分を処理してシーリング材などを充填する工法が使われることがあります。
また、鉄筋付近まで水が入り続けると、内部の鉄筋が錆び、コンクリートの浮きや剥落につながる場合があります。
そのため、単なる「見た目のひび割れ」と考えず、状態を確認することが重要です。
地震後のクラックで一番大切なのは「補修する前」です
令和8年熊本地震のあとにできたと思われるクラックの場合、すぐに補修する前に、まず写真を残しておくことをおすすめしています。
建物全体が分かる写真。
ひび割れがある外壁面全体。
クラック部分のアップ。
可能であれば、ひび割れの幅や位置が分かる写真。
こうした記録を残しておくと、あとから被害状況を説明するときにも役立ちます。
罹災証明や保険、自治体の支援制度などを確認する場合も、補修前の状態が分かる写真が重要になることがあります。
以前と同じ場所が再び割れている場合は注意
10年前の熊本地震のあとに補修した場所が、今回の地震で再び割れたという住宅もあります。
こうした場合、
「前回の補修が悪かった」
と単純に判断できるとは限りません。
建物が地震によって再び動き、同じ場所に力が集中した可能性もあります。
そのため、一度補修した場所が再び割れている場合は、表面だけを埋めるのではなく、
なぜ同じ場所が割れたのか
を確認してから補修方法を考えることが大切です。
一二三塗装工業でも、10年前の熊本地震で経験したことを、今回の住宅確認や補修方法の判断に活かしています。
外壁クラック=全面塗装とは限りません
ひび割れが1か所あるからといって、必ず外壁全体を塗り替えなければならないわけではありません。
外壁全体の劣化が進んでいなければ、
クラック部分の補修+部分塗装
で対応できるケースもあります。
逆に、クラックが建物全体に多数発生していたり、既存塗膜の劣化が進んでいたりする場合は、全体的な補修を検討した方がよいこともあります。
必要な範囲だけ直せるのであれば、その方法を検討するのも一つです。
「この程度で相談していいのかな」という段階でも大丈夫です
外壁クラックは、
細いから大丈夫。
大きいから危険。
と、幅だけで簡単に判断できるものではありません。
特に地震後にできたひび割れの場合は、外壁材だけではなく、その周囲の状態も含めて確認した方が安心です。
一二三塗装工業では、合志市・熊本市周辺で、地震後の外壁クラック、サイディングの割れ、シーリング目地の破断などの確認・補修を行っています。
「全面塗装までは考えていない」
「この1か所だけ見てほしい」
「地震前にはなかった気がする」
というご相談でも構いません。
工事をするかどうかは、状態を確認してから決めていただいて大丈夫です。
外壁クラックを見つけた場合は、まず補修前の写真を残しておいてください。
一二三塗装工業
〒861-1115
熊本県合志市豊岡2052-22
TEL:080-4346-9906



