【熊本・合志市】地震後、土間コンクリートに段差・沈下が出たら?表面補修で大丈夫?
- 一二三塗装工業 北田

- 14 時間前
- 読了時間: 5分

地震後の土間コンクリートの段差・沈下について、補修方法を判断する際は、ひび割れだけでなく下地の状態も確認することが大切です。
地震のあと、駐車場や犬走り、玄関まわりの土間コンクリートに「ひび割れだけでなく高さの違いが出た」「一部分だけ沈んでいるように見える」という変化が出ることがあります。
ひび割れだけで段差がない場合と、コンクリート自体に段差や沈下がある場合では、補修の考え方が変わります。
あわせて読みたい関連記事
一二三塗装工業では、見た目だけで工事を決めず、表面の補修で安心できるのか、土間の下まで確認した方がよいのかを一緒に見ながら、ご希望やご負担も考えて補修方法を決めていきます。
地震で土間コンクリートに段差・沈下が出るのはなぜ?
土間コンクリートの下には、一般に砕石などでつくられた下地があります。コンクリートそのものだけでなく、その下の地盤や下地が動けば、一部分が下がることがあります。
地震による地盤の動きだけでなく、もともとの締固め状態、雨水による土砂の流出、長年の車両荷重などが関係する場合もあります。地震後に気付いたからといって、すべてが地震だけで起きたとは限りません。
ひび割れだけなら部分補修で済む場合があります
ひび割れはあっても段差がほとんどなく、周囲の土間が安定していれば、部分的なクラック補修で安心できることがあります。その場合は、今ある土間をできるだけ活かす方法からご提案します。
部分補修で十分な状態であれば、必要なところを丁寧に整えながら、まだ健全な部分はそのまま活かすことができます。
段差がある場合は、ひび割れだけでなく高さの違いも確認します
割れた部分を境に片側が下がっている場合、ひび割れに補修材を入れても高さの違いそのものは残ります。また、土間の下に空洞や緩んだ部分が残っていれば、補修した場所が再び動く可能性があります。
段差がある土間は「割れ目をどう埋めるか」より、「なぜ片側が下がったのか」を確認することが大切です。
小さな段差なら、部分的な高さ調整で対応できる場合があります
段差がごく小さく、既存コンクリートが安定している場合には、脆弱部分を処理し、プライマーとポリマーセメント系補修材などを使って部分的に成形する方法があります。
車のタイヤが頻繁に通る場所では、薄い補修だけでは長持ちしにくいことがあります。その場合は、せっかく直したところが再び傷まないよう、部分撤去を含めてより安心できる方法をご説明します。
局部的な段差は、必要範囲だけ撤去・復旧する方法があります
割れを境に一部分だけ下がっていて、その周囲が安定している場合は、傷んだ範囲をカッターで区切り、必要な部分だけ撤去してコンクリートを復旧する方法を検討します。
段差があるからといって、すぐ全面打ち直しと決める必要はありません。健全な部分を活かせるかを確認しながら、必要な範囲をご説明します。
沈下している場合は、下地からやり直すことがあります
一部分が明らかに沈んでいる場合には、土間を部分撤去して下地の状態を確認します。必要に応じて砕石を補充して転圧し、配筋などを行い、高さと勾配を調整してコンクリートを打設します。
既存コンクリートを必要範囲で撤去
下地・空洞・沈下状況を確認
必要に応じて砕石補充・転圧
高さ・排水勾配を調整
コンクリートを再打設して仕上げ
土間コンクリートの段差・沈下補修の費用目安
状態・補修内容 | 費用目安 |
|---|---|
ごく小さな段差・欠けの部分成形 | 33,000円〜 |
割れ+局部的な段差の部分撤去・復旧 | 77,000円〜 |
一部分の沈下を下地から復旧 | 110,000円〜 |
広範囲の沈下・複数箇所の打ち直し | 220,000円〜/現地確認 |
※実際の金額は、面積、コンクリート厚、撤去量、下地状態、鉄筋、残土・ガラ処分、車両進入条件などによって変わります。広い範囲の沈下は現地確認後のお見積りとなります。
必要な工程はきちんと行いながら、まだ使える部分はできるだけ活かし、安心とご負担のバランスを考えて補修範囲をご提案します。
建物の基礎にも変化がある場合は別に考えます
駐車場や犬走りなどの土間コンクリートと、建物を支える基礎は別のものです。そのため、土間が沈んでいるからといって建物の基礎まで沈んでいるとは限りません。
ただし、同じ付近の基礎にも新しいひび割れがある、建物との間に大きな隙間ができた、地震後から扉やサッシの開閉に変化が出た、といった場合は建物側も確認した方が安心です。一二三塗装工業だけでは判断しきれない場合は、そのまま工事を進めるのではなく、必要に応じて専門家への確認をご案内します。安心して次の判断ができることを優先します。
10年前の熊本地震での経験も判断に活かしています
一二三塗装工業では、10年前の熊本地震で経験したことを、今回の住宅確認や補修方法の判断に活かしています。地震後だからといって、すべてを大掛かりに直す必要があるわけではありません。
部分補修で十分なのか、下地まで直した方がよいのか、今すぐ工事をする必要があるのか。まずそこを確認します。
土間の段差・沈下は写真からでも相談できます
「これぐらいの段差でも見てもらえる?」という段階でも大丈夫です。地上から安全に撮影できる範囲で、土間全体が分かる写真、割れた部分のアップ、段差が分かる横方向からの写真をLINEで送ってください。
定規などを安全に置ける場所であれば、段差の大きさが分かる写真も判断材料になります。写真だけでは判断できない場合は、その旨もお伝えします。
工事をするかどうかは、状態を確認してから決めていただいて大丈夫です。



