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ベランダ・屋上以外にも必要な防水工事|庇・パラペット・外壁取り合い部の見落とし対策

  • 執筆者の写真: 一二三
    一二三
  • 11月26日
  • 読了時間: 3分

防水工事というと、「ベランダ」や「屋上」だけに必要なものと思われがちですが、実は一般住宅ではそれ以外にも防水の弱点となる部分が数多く存在します。

雨漏り調査の現場では、「屋根ではなく壁が原因だった」というケースも珍しくありません。熊本のように雨量が多く、台風の風圧が強い地域では、細部の防水処理が耐久性の差に直結します。





◆ 防水が必要な“見落とされがちな場所”




庇(ひさし)・バルコニー下端


外壁との取り合い部分は雨水が溜まりやすく、クラック(ひび割れ)が発生しやすいポイント。

シーリングの切れや塗膜劣化が進むと、雨水が回り込み、内部へ浸入する原因になります。



パラペット(立ち上がり部)


屋上だけでなく、外壁の立ち上がり部にある小さなパラペットも要注意。

排水勾配が悪いと水が滞留し、ウレタン防水でも劣化が早まります。



外壁とサッシの取り合い


外壁塗装をしていても、サッシまわりのシーリングが切れていると雨漏りに直結します。

特に台風時の横殴りの雨に弱く、熊本では年間を通じて最も点検すべき箇所です。



笠木(かさぎ)まわり


バルコニー手すりや壁の上部を覆う“笠木”は、水が侵入すると内部の木材まで腐食させることもあります。

板金の浮き・ジョイントの劣化があれば早急に補修が必要です。





◆ 必要な防水処理と費用の目安



部位ごとに最適な工法と費用は少しずつ異なります。


  • シーリング補修(サッシ・取り合い):5,000〜15,000円程度

  • 庇・パラペット補修(ウレタン塗膜):1㎡あたり3,000〜5,000円

  • 笠木ジョイント補修(板金+防水テープ):5,000〜20,000円

  • 外壁取り合い防水(部分補修):8,000〜25,000円



一二三塗装工業では、必要な部分だけをピンポイントで補修できるため、無駄な工事を行わず費用を抑えられるのが強みです。





◆ 熊本で防水を長持ちさせるためのコツ



  1. 台風後のチェックは必須


     横殴りの雨で劣化箇所に雨水が入りやすい。


  2. 年1回の外観チェック


     ひび割れ・シーリング切れは目視で確認できます。


  3. 外壁塗装と同時に防水部も確認


     ワンストップで点検すると費用を抑えられます。


  4. 排水を常に確保


     水が溜まると劣化が早まるため、落ち葉やゴミは定期的に除去しましょう。






❓ Q&A(強化版)



Q1. 屋上とベランダ以外に防水は必要ですか?

A. はい。庇・パラペット・サッシまわりなど、雨漏りの原因になる箇所は多く存在します。


Q2. 雨漏りは外壁からも起こりますか?

A. 起こります。熊本では横殴りの雨により、壁から浸水するケースが非常に多いです。


Q3. 費用は高くなりますか?

A. 部分補修なら数千円〜数万円で済みます。一二三塗装工業では必要最低限の工事で対応可能です。


Q4. 雨漏りしていなくても点検は必要?

A. 必要です。早期発見が最も安く済むポイントです。


Q5. どのくらいの周期で点検するのが理想?

A. 年1回の点検、台風後のチェックが最適です。

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