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外壁塗装 熊本|塗料不足の時に水性塗料へ切り替えても大丈夫?塗装職人が解説

  • 執筆者の写真: 一二三
    一二三
  • 5月14日
  • 読了時間: 11分
外壁塗装 熊本では、塗料不足の時でも水性塗料へ切り替えられる場合がありますが、外壁・付帯部・下地との相性を確認することが大切です。
外壁塗装 熊本では、塗料不足の時でも水性塗料へ切り替えられる場合がありますが、外壁・付帯部・下地との相性を確認することが大切です。

外壁塗装を考えていると、

「塗料やシンナーが入りにくいなら、水性塗料に変えた方がいいのかな?」


「弱溶剤塗料と水性塗料では、仕上がりや耐久性は違うの?」


「外壁塗装 熊本 で後悔したくないから、塗料不足の時でも安心して選べる考え方を知りたい」

と感じる方は多いと思います。

結論から言うと、


外壁部分は水性塗料でも十分に選択肢があります。


ただし、家のすべての部位を何でも水性塗料に切り替えればいい、という話ではありません。

特に外壁塗装では、

  • 外壁材の種類

  • 既存塗膜の状態

  • 下塗り材との相性

  • 付帯部の素材

  • 金属部や硬質塩ビ部分

  • 仕上がりの希望

  • 使用するメーカーや塗料グレード

を見ながら判断することが大切です。

2026年4月には、日本塗装工業会がシンナー・塗料・副資材の供給不安と価格高騰を受け、国土交通省へ緊急要望を提出しています。一方で、経済産業省はナフサを含む石油製品について、備蓄放出や代替調達などにより日本全体として必要量の確保に取り組んでいると説明しています。つまり、施主様目線では「すべてが止まる」と不安になりすぎるより、塗料の選び方や代替案を冷静に確認する時期と考えるのが現実的です。

熊本で外壁塗装を検討中の方は、まずこちらのページで塗替え全体の考え方も整理しておくと分かりやすいです。


熊本の外壁塗装・屋根塗装|塗替えの必要性はある?



そもそも、水性塗料とは何か?

水性塗料とは、簡単に言うと


水で希釈できるタイプの塗料です。

一方で、弱溶剤塗料は


塗料用シンナーなどで希釈するタイプの塗料です。

昔は、

「水性塗料は弱い」


「溶剤塗料の方が長持ちする」


「外壁なら弱溶剤の方が安心」

というイメージを持つ方も多かったと思います。

ただ、現在は水性塗料の性能もかなり上がっています。


外壁用の上塗り塗料として、水性タイプの商品も各メーカーから多く出ています。日本ペイントの建築用塗料でも、外壁・屋根・鉄部・付帯部など部位別に塗料が整理されており、塗装部位や素材ごとに適した塗料を選ぶ考え方が基本です。

つまり、


水性塗料だから不安、弱溶剤だから安心、という単純な話ではない


ということです。

大切なのは、


その家の外壁や部位に合った塗料を選んでいるか


です。


塗料不足の時に水性塗料へ切り替えるメリット

塗料不足やシンナー不足がある時期に、水性塗料を検討するメリットはあります。

主なメリットは次の通りです。

  • 塗料用シンナーへの依存を減らしやすい

  • においが比較的少ない

  • 住宅地でも使いやすい場面がある

  • 外壁用として選択肢が多い

  • 現場環境や近隣への配慮につながりやすい

特に住宅の外壁では、水性塗料が選択肢に入ることは珍しくありません。

たとえば、窯業系サイディングやモルタル外壁などでは、


下地の状態や下塗り材をきちんと選べば、水性塗料で対応できるケースも多いです。

つまり、


外壁部分に関しては、水性塗料への切り替えは十分に現実的な選択肢


です。


ただし、水性塗料にすれば全部解決するわけではない

ここが一番大事です。

塗料不足やシンナー不足と聞くと、

「じゃあ全部水性塗料に変えればいいのでは?」


と思う方もいるかもしれません。

でも、実際の外壁塗装ではそう単純ではありません。

住宅には外壁以外にも、

  • 雨樋

  • 破風

  • 鼻隠し

  • 水切り板金

  • 雨戸

  • シャッターボックス

  • 鉄部

  • 硬質塩ビ

  • 木部

  • 軒天

など、いろいろな部位があります。

これらは素材が違うので、


外壁に合う塗料が、そのまま付帯部にも合うとは限りません。

つまり、


水性塗料は便利な選択肢ですが、万能ではない


ということです。


注意したいポイント1

付帯部まで水性で問題ないかは別で考える

外壁は水性塗料で対応できても、付帯部は別判断になることがあります。

たとえば、

  • 雨樋

  • 破風板

  • 水切り板金

  • 雨戸

  • シャッターボックス

などです。

これらは、外壁と違って素材が

  • 塩ビ

  • 金属

  • 既存塗膜

  • 板金

などに分かれます。

そのため、


「外壁を水性塗料にしたから、付帯部も全部同じ水性で」


と簡単には決められません。

特に付帯部は、密着性や下塗り材の選び方が重要です。

つまり、


水性塗料へ切り替える時ほど、外壁と付帯部を分けて考えることが大切


です。

付帯部の色や考え方はこちらの記事も参考になります。


外壁塗装 熊本|付帯部の色で印象はどう変わる?雨樋・破風・軒天の考え方を塗装職人が解説



注意したいポイント2

硬質塩ビや金属部は特に慎重に見る

現場目線で特に注意したいのが、

  • 硬質塩ビ

  • 金属部

  • 板金部

  • 雨戸

  • シャッターボックス

などです。

こうした部位は、塗料がしっかり密着するかが大切です。

水性塗料を使う場合でも、

  • 目荒らし

  • 清掃

  • 適切な下塗り

  • 素材に合った上塗り

を考えないと、後から剥がれやすくなることがあります。

つまり、


塗料不足だから水性に切り替える、という判断だけでは不十分


です。

大切なのは、


その部位に水性塗料が合うか、下塗りまで含めて成立するか


を見ることです。


注意したいポイント3

既存塗膜との相性を見る必要がある

外壁塗装では、今ある外壁の上に塗装します。

そのため、新しく塗る塗料だけでなく、


今の外壁に何が塗られているか


も大事です。

たとえば、

  • 以前に弱溶剤系塗料で塗っている

  • 既存塗膜が劣化している

  • チョーキングが強い

  • 旧塗膜の密着が悪い

  • 表面に汚れや油分がある

こうした状態では、塗料の種類だけで判断できません。

水性塗料を使う場合でも、


下地処理や下塗り材の選び方が大切になります。

つまり、


水性塗料へ切り替える時は、“上塗りだけ”ではなく“下地からの相性”で見る必要がある


ということです。


注意したいポイント4

耐久性は「水性か弱溶剤か」だけでは決まらない

これも誤解されやすいです。

外壁塗装の耐久性は、


水性か弱溶剤かだけで決まるわけではありません。

関係するのは、

  • 樹脂の種類

  • 塗料グレード

  • 下塗り材

  • 下地処理

  • 塗布量

  • 乾燥時間

  • 施工環境

  • 建物の立地

などです。

たとえば、同じ水性塗料でも、

  • シリコン系

  • ラジカル制御型

  • フッ素系

  • 無機系

などで耐久性は変わります。

逆に、弱溶剤塗料でも、下地処理が悪ければ長持ちしません。

つまり、


水性だから弱い、弱溶剤だから強い、という決め方は危険


です。

大切なのは、


塗料の種類・グレード・施工内容をセットで見ること


です。


注意したいポイント5

色や艶の見え方が変わることがある

水性塗料に切り替える場合、色や艶の見え方にも注意したいです。

同じ色番号でも、塗料の種類や艶感によって

  • 少し明るく見える

  • 少し落ち着いて見える

  • 艶の出方が違う

  • 仕上がりの質感が違う

ことがあります。

特に外壁は面積が大きいので、


小さな色見本で見た印象と、実際に家全体へ塗った印象は変わります。

つまり、


塗料不足で水性塗料へ切り替える時は、性能だけでなく仕上がりの見え方も確認した方が安心


です。

艶感についてはこちらも参考になります。


外壁塗装 熊本|艶あり・5分艶・艶消しで後悔しやすいポイントとは?塗装職人が解説



水性塗料への切り替えが向いているケース

水性塗料への切り替えが向いているケースはあります。

たとえば、

  • 外壁部分が水性塗料に対応しやすい

  • 窯業系サイディングやモルタル外壁

  • においをできるだけ抑えたい

  • 住宅地で近隣への配慮を重視したい

  • 弱溶剤系塗料の納期が読みにくい

  • 同等グレードの水性塗料が提案できる

こうした場合です。

つまり、


外壁部分に関しては、水性塗料へ切り替えても問題ないケースは十分あります。

ただし、これは


下地や塗料仕様を確認したうえでの話


です。


水性塗料への切り替えを慎重に考えたいケース

反対に、慎重に考えたいケースもあります。

たとえば、

  • 付帯部が多い

  • 硬質塩ビや金属部が多い

  • 既存塗膜の状態が悪い

  • 下地の密着が不安

  • 強い耐候性や特殊な性能を求めている

  • メーカー仕様がはっきりしない

  • 代替塗料の説明があいまい

こうした場合です。

特に、

「水性で大丈夫です」


とだけ言われて、


どの塗料を、どの下塗りで、どの部位に使うのかが不明


な場合は注意した方がいいです。

つまり、


水性塗料への切り替えは、塗料名・メーカー名・使用部位・下塗りまで確認して判断することが大切


です。


施主様が見積り時に確認したいこと

塗料不足の時に水性塗料へ切り替えるなら、見積り時に次のことを確認すると安心です。

1. どの部位を水性塗料にするのか

外壁だけなのか、付帯部も含むのかを確認しましょう。

2. 塗料名とメーカー名は何か

「水性塗料」だけでは不十分です。


商品名まで確認した方が安心です。

3. 下塗り材は何を使うのか

水性塗料でも、下塗りの選定が大切です。

4. 既存外壁との相性は問題ないか

今の外壁状態に合っているかを確認しましょう。

5. 弱溶剤塗料との違いは何か

耐久性、艶、におい、価格、納期の違いを聞くと分かりやすいです。

6. 付帯部はどう塗るのか

外壁だけでなく、雨樋・破風・水切りなども確認しましょう。


「同等品に変更」と言われた時の注意点

塗料不足の時期には、


「同等品に変更して対応します」


と言われることがあります。

これは悪いことではありません。


ただし、確認は必要です。

見るべきポイントは、

  • 同じグレードなのか

  • 耐候性は同等か

  • メーカーは変わるのか

  • 艶や色の見え方は変わるのか

  • 保証内容は変わるのか

  • 金額は変わるのか

  • 外壁材に合っているのか

です。

つまり、


同等品という言葉だけで判断せず、何が同等なのかを確認すること


が大切です。


熊本で水性塗料を考える時に意識したいこと

熊本は、

  • 日差しが強い

  • 雨が多い

  • 湿気が高い

  • 北面にコケや黒ずみが出やすい

  • 台風や強風雨の影響を受けることがある

地域です。

そのため、水性塗料を選ぶ場合でも、

  • 耐候性

  • 防カビ・防藻性

  • 汚れにくさ

  • 下地との密着

  • 乾燥条件

  • 施工時期

を考えて選ぶことが大切です。

特に梅雨時期や湿度が高い時期は、


乾燥時間や天候判断も大事になります。

つまり、


外壁塗装 熊本 で水性塗料を使うなら、塗料の種類だけでなく、施工時期と現場判断も重要


です。

雨のあとや劣化サインが気になる方はこちらも参考になります。


外壁塗装 熊本|雨のあとに見ておきたい劣化サインとは?塗装職人が解説



塗装職人としての本音

水性塗料は、今の外壁塗装では十分に使える選択肢です。


特に外壁部分では、性能の良い水性塗料も多くあります。

ただし、現場目線で言うと、


水性塗料に切り替えること自体が正解なのではなく、その家に合った仕様になっているかが大事


です。

外壁は水性で問題なくても、付帯部は別の塗料が向いていることもあります。


また、既存塗膜や素材によっては、下塗りを慎重に選ぶ必要もあります。

だからこそ、塗料不足の時期でも、


「水性なら安心」「弱溶剤なら安心」ではなく、部位ごとに合う塗料を選ぶこと


が大切です。

一二三塗装工業では、熊本県内の外壁塗装について、


塗料不足やシンナー不足の状況も踏まえながら、


外壁・付帯部・下地に合った塗料選びをご提案しています。


まとめ

外壁塗装 熊本 で塗料不足の時に水性塗料へ切り替える場合、大切なのは、

✔ 外壁部分は水性塗料でも選択肢がある


✔ 水性塗料だから弱いとは限らない


✔ 付帯部まで同じ水性で良いとは限らない


✔ 硬質塩ビ・金属部は特に慎重に見る


✔ 既存塗膜や下塗りとの相性が大切


✔ 塗料名・メーカー名・使用部位を確認する


✔ 同等品への変更は内容を確認する

ことです。

塗料不足やシンナー不足の中で水性塗料を検討することは、悪い判断ではありません。


ただし、


水性塗料に変えることが目的ではなく、その家に合った塗装仕様にすることが目的


です。

焦って決めるのではなく、


外壁・付帯部・下地状態に合った塗料かどうかを確認してから判断すること


が後悔しにくさにつながります。


Q&A

Q1 塗料不足の時は水性塗料にした方がいいですか?


A 外壁部分では水性塗料が選択肢になることは多いです。ただし、家の状態や部位によって判断が必要です。

Q2 水性塗料は弱溶剤塗料より弱いですか?


A 一概には言えません。塗料グレード、下塗り、施工内容によって耐久性は変わります。

Q3 付帯部も水性塗料で塗れますか?


A 部位や素材によります。雨樋、金属部、硬質塩ビなどは塗料や下塗りを慎重に選ぶ必要があります。

Q4 水性塗料に変えると金額は安くなりますか?


A 必ず安くなるとは限りません。塗料グレードや下塗り、施工内容によって変わります。

Q5 熊本県内対応していますか?


A 熊本県内対応しています。


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